自分を変える旅

レビー小体型認知症とは??

(※2021年3月26日公開)

(※2021年3月26日更新)

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クマリン
今回はレビー小体型型認知症について紹介していきます。

 

今回は、こういった疑問を解決していきます。

 

今回の記事をおススメする人

・レビー小体型について勉強したい

・どういう対応をしたらいいかわからない

 

レビー小体型認知症(DLB)とは?

レビー小体型認知症(DLB;dementia with Lewy bodies)は、アルツハイマー型認知症に次いで多い(約20%)認知症です図1レビー小体型認知症の病態

 

アルツハイマー型認知症が女性に多いのに比べ、レビー小体型認知症は男性のほうが多く、女性の約2倍ともいわれています。

 

レビー小体とは、神経細胞にできる特殊なタンパク質(αシヌクレイン)などが凝集したものをさします。レビー小体が脳の大脳皮質や脳幹に多数出現し、神経細胞が減少することで、認知症が発症します。

 

どんな検査をして診断する?

レビー小体型認知症は、特徴的な臨床症状によって疾患の存在が疑われます。また、アルツハイマー型認知症と同様に、症状が現れる前の時期から、脳の中での病理変化が生じていることがわかっています。

 

レビー小体は心臓を支配する交感神経にも蓄積するため、MIBG心筋シンチグラフィで、心筋での薬剤の取り込み低下がみられます。

 

ドパミントランスポーターシンチグラフィ(ダットスキャン®)で、線条体における取り込み低下がみられます。

 

患者さんはどんな状態?

特徴的な症状として、認知機能の変動、幻視、妄想、パーキソニズム、薬への過敏、自律神経症状、レム睡眠行動同障害があります

 

memo:パーキンソニズム

パーキンソン病の症状と同じ、無動・寡動、筋強直、手足の振戦などの症状を2つ以上有する場合、パーキンソニズムといわれる。

 

memo:レム睡眠行動障害

睡眠中にもかかわらず突然大声で叫ぶ、手足をばたつかせる、暴力をふるうなどの異常な行動。

 

どんな治療を行う?

レビー小体型認知症そのものを根本的に治療する方法は、現在のところ確立されていません。治療の中核は症状に合わせた対症療法が中心となり、アルツハイマー型認知症と同様に薬物療法と非薬物療法を行います

看護師は何に注意する?

幻視への対応

本人にとってそこにいるものとして見えているため、否定も肯定もせず、そのことを理解し、受け入れることが大切です。「何も見えない」「錯覚だ」などと否定したり、感情的に対応すると、混乱をまねくだけでなく妄想へ発展することもあります。

 

見えるものによっては恐怖を感じることもあるかもしれません。本人の感情を理解したうえで安心できるような対応を行いましょう。

 

memo:幻視への対応方法

虫やヘビなどの嫌なものが見えている場合は、本人の前で虫が見えるところを叩いたり、追い払うしぐさをしたりすることで、いなくなったと感じることができる。知らない人が見えているときは「もう帰られましたよ」など話を合わせてから、違う話題に変えてみるのもよい。

 

身体活動の援助

昼間に寝ていると夜眠れなくなり、夜に幻視が現れたり、場所がわからなくなり病室から出ていこうとしたりする場合があります。自律神経障害も起こりやすく便秘傾向になるため、起立性低血圧などに気をつけながら、昼間は活動を促し、適度に身体を動かすように援助しましょう。

履物はサンダルではなく、靴など転びにくいものを選び、転倒に注意します。

 

memo:転倒予防の方法

低い段差でもつまずきやすく、バランスを崩しただけで転倒しやすいため、後ろからいきなり声をかけたり、手を引っ張ったりすると転倒する場合がある。病状によって動作が遅くなるため、急かさず本人のペースに合わせる。

 

認知機能の変動への対応

認知機能の変動により、日常生活動作などができるときとできないときがあります。無理強いせず、必要時は待ったり手伝うなどの援助が必要です。

 

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