自分を変える旅

バイタルサインが必要なわけ!

(※2021年3月26日公開)

(※2021年3月26日更新)

メリット、デメリット

クマリン
今回はバイタルサインについてまとめていきます。

 

今回は、こういった疑問を解決していきます。

 

今回の記事をおススメする人

・いまさらひとに聞けないバイタルサインについて…

・バイタルサインってじつはあまり重要性がわかっていない

 

体温、呼吸、脈拍、血圧をバイタルサインと呼ぶのはなぜ?

バイタルとは、「生命の維持に必要な」という意味の形容詞です。これが名詞形になったものがバイタリティ=生命力ということになります。ちなみに、サインは徴候を意味します。

 

つまり、バイタルサインは、「生命の維持に必要な徴候=生命徴候」という意味です。

 

バイタルサインの4つの徴候は、ヒトが生きているという身体的状況を的確に反映しています。さらに、これらはみな、数値としてとらえられるという客観性があります。

 

もちろん、生命徴候には、食事をしたり、排泄をしたり、話したりといった要素もあり、心音や呼吸音、心電図、脳波、意識状態なども含まれます。しかし、こういったことまで含めると、日常的にケアに役立つということとはかけ離れてしまいます。

 

「体温」「呼吸」「脈拍」「血圧」の4つをもってバイタルサインとするもう1つの理由は、測定が簡便なことです。

 

脈拍や呼吸はケアに当たる人が目で見たり、手で触れて感じることができます。体温や血圧は、簡単な測定器があれば短時間で測定することができます。

 

バイタルサイン測定を行うのはなぜ?

バイタルサインの測定には、治療の効果や経過を知る指標にする、病気の危険度を察知する、新たな異常を知る手段にする――などの意義があります。これらをみることは、アセスメントと看護ケアの評価を行ううえで重要です。

 

また、患者の援助を決定する際の判断基準としても、重要な役割を果たします。バイタルサインを測定することで、入浴、排泄などの日常生活行動が患者の体調にどの程度の影響を及ぼすのか、あるいは患者の予備力がどの程度あるのかなどを知ることができます。また、個々の患者に合った看護計画を立てるための参考になるとともに、行った看護ケアの評価にもなります。

 

これらのバイタルサインを観察することにより、患者の異常や精神的な動揺を早期に発見することができ、また、患者に適した日常生活援助を実施することができます

 

各バイタルサインが変動するのはなぜ?

バイタルサインは生命徴候を示すので、患者の置かれた状態によって数値が変動するのは当然です。例えば、体温の場合、体内では常に熱の産生と放散のバランスが調節されて体温は一定に保たれますが、バランス状態によって上昇したり、下降したりします。

 

熱の産生は、基礎代謝、運動代謝、甲状腺ホルモンによる新陳代謝、化学反応によって起こり、放散は輻射、伝導、対流、蒸散、発汗などによって起こります。

 

血圧は年齢や性別により、また計測時の体位、疼痛、飲食、運動、精神的興奮、飲酒・喫煙、気温などによっても変化します。

 

脈拍の変化は、激しい運動や体温の上昇などによって起こります。また、脈の大きさは血液流量によって変化し、心臓衰弱などで血液流量が少なくなると拍動が小さくなります。

 

MEMOバイタルサインの変動因子

入浴、排泄、食事、運動など、バイタルサインに微妙な影響を及ぼす可能性のある要因を、バイタルサインの変動因子といいます。気候、寝具の状態、不安、動揺、喜怒哀楽なども変動因子になります。正確に測定するためには、運動や食事の直後を避け、精神的に安定している時に行うようにします。

 

バイタル測定前に前回の測定値、測定条件を確認しておくのはなぜ?

バイタルサインは点としてとらえるのではなく、点と点を結んだ線として考える必要があります。ですから測定する時は、それまでの測定値の推移を前もって確かめることが必要です。

 

バイタルサインは個人差が大きく、患者によって平時の値は微妙に異なります。また、食事や運動の影響を受けやすく、日内変動もあります。

 

前日あるいは前回の測定値は、現在の測定値を評価する際の大きな参考になります。

 

バイタルサインの測定値に変動があった場合は、変動要因を考えることが重要です。

 

バイタルの測定時間、測定値、観察内容を記録、報告するのはなぜ?

バイタルサインは、患者の状態を観察するための重要な要素です。測定後は、看護に生かすため、さらには医療職者全員で情報を共有するために、時間をおかずに記録を行います。また、前回に比べて値が変動していた場合は、必ず報告を行い、変動要因を確認する必要があります。

 

バイタルサインは、測定時間や体位などの条件によっても微妙に変動します。なるべく同じ条件で測定することが望ましいのですが、前日と条件が異なってしまった場合は、それも記録しておきます。

 

自覚症状、随伴症状なども観察し、いつもとは違う何らかの変化が見られた場合は、これも正確に記入しておきます。

 

MEMO各バイタルサインの基準値

各バイタルサインには、基準値が定められています。血圧のようにWHOや国際高血圧学会などできちんと制定されたものもありますが、体温や呼吸数、脈拍などはおよその目安と考えましょう。

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