自分を変える旅

感染予防について

(※2021年3月30日公開)

(※2021年3月30日更新)

クマリン
今回は感染予防について勉強していきます

 

今回は、こういった疑問を解決していきます。

 

今回の記事をおススメする人

・感染予防についておさらい

・感染予防ってどうしたらいいいの?

 

無菌操作を行うのはなぜ?

使用物品や使用部位を無菌状態に保ちながら操作を行うことを、無菌操作といいます。

 

無菌状態に保つ物品や部位に触れる手や機械・器具なども、無菌状態でなければなりません。

 

無菌操作を行う目的は、1にも2にも病原体が人体に侵入するのを防ぐためです。

 

そのためには、使用物品や適用部位の無菌状態を保ちながら手順よく処理をしなければなりません。また、無菌状態のところに菌を運ばないために、侵入経路を遮断することも必要です。

 

無菌操作のポイントは、次の通りです。

  1. ①無菌操作を行う前には、必ず手洗いをする。
  2. ②滅菌物の滅菌終了の印と有効期限を確認する。
  3. ③滅菌物の破損がないか(穴があいていないか、口が開いていないか、端が破れていないかなど)確認する。
  4. ④いったん取り出した滅菌物は、元に戻さない。
  5. ⑤滅菌物の上で操作をしない。
  6. ⑥滅菌物と不潔なものとの接触を避ける。
  7. ⑦接触を避けるために、清潔・不潔間の空間を十分に保つ。
  8. ⑧滅菌物を外界にさらす時間を短くする。
  9. ⑨滅菌物を扱う時は、滅菌したもので操作する。
  10. ⑩会話をせずに操作に集中する。
  11. ⑪滅菌物が濡れた場合、汚染の疑いがある場合は、不潔物とみなす。
  12. ⑫汚染されたものは、誰が見ても不潔物と分かるように処理する。
  13. ⑬滅菌物を取り扱う場所を清潔に保つ。

 

滅菌ずみの確認

物品が滅菌されているかどうかは、化学的インジケーターの色の変化で確認できます。

 

バイオハザードマーク

厚生労働省は、感染性廃棄物処理マニュアルに規定されている感染性の廃棄物であることを識別するために、廃棄物処理容器にはバイオハザードマークをつけることが望ましいと指導しています。

 

医療廃棄物に関するバイオハザードマークは、廃棄物の性状によってマークの色が異なります。

 

赤色

液状または泥状のもの

 

橙(だいだい)色

固形状のもの(血液などが付着したガーゼなど)

 

黄色

鋭利なもの(注射針など)

 

なお、外見上、感染性廃棄物と区別がつきにくい場合は、感染性廃棄物とみなされてトラブルが生じる可能性もあるため、「非感染性廃棄物」と明示したラベルを貼ることも推奨されています。

 

手洗いを行うのはなぜ?

手洗いを行うのは、医療従事者の手指を介した交差感染から患者を守るためです。これは、医療従事者を守ることにもなり、感染予防につながります。

 

手洗いには、日常手洗い、衛生的手洗い、手術時手洗いなどの種類があります。両手指を機械的に動かし、こすり合わせることで、付着した通過性細菌やほこり、皮脂、汗、落屑した皮ふ細胞などを除去します。

 

日常手洗い

石鹸と流水を用いて、15秒ほど行います。一般的な看護の前後に行います。

 

衛生的手洗い

消毒薬と流水を用いて、15秒以上行います。無菌操作の前後や手指消毒を目的として行います。

 

手術時手洗い

衛生的手洗いを行ったあとに、アルコール擦式製剤のみで消毒を行う方法(ラビング法)です。以前は、抗菌性スクラブ剤とブラシによるブラッシング法や、指先のみをブラッシングしたのち、もみ洗いを行うスクラビング法が行われいました。しかし、ブラッシングによる皮膚損傷が感染のリスクを高める危険性があるとして、現在はラビング法が行われています。

 

手洗いの方法

手洗いのポイントは、手のどこが汚染されているか、患者に接するのは手のどの部分であるか、考えながら行うことです。

 

memo通過性細菌

一過性細菌叢(さいきんそう)ともいいます。常在菌(じょうざいきん)や腸内細菌が人から人、人から物へと伝わり、皮膚に付着します。普通は24時間以上生息することはなく、手洗いや手指消毒で容易に除去できます。

 

ガウンテクニックを行うのはなぜ?

隔離を必要とする病室で、患者と看護師、患者間の交差感染を防ぐために必要とされるのがガウンテクニックです。

 

ガウンを着用することにより、直接の接触を避けることができるため、看護者への感染が予防できます。そのためには、一定の方法で正しくガウンを着脱し、病原体の侵入を遮断する必要があります。

 

ガウン掛けに、ガウンを裏返しに掛けてあるのはなぜ?

ガウンは汚染区域で使用するものですから、外側は汚染されて不潔になっています。ガウンが掛けてあるのは汚染区域の外の清潔区域に属する場所です。そこで、汚染区域の外に汚染を広げないようにするために、ガウンは必ず中表にして掛けることになっています。

 

脱いだ時は、ガウンを裏返して内側を外にしてガウン掛けに掛けましょう。

 

なお、汚染区域にガウン掛けがある場合は、汚染されているガウンの表面を外側にして掛けます。中表にすると、清潔な内側まで汚染されてしまいます。

memo清潔区域

清潔区域とは、汚染されていない区域のことを意味します。伝染性疾患が疑われる患者がいる場合、隔離(かくり)をした病棟あるいは病室が汚染区域であるのに対し、そのほかの区域を清潔区域とします。

 

ガウンの襟ひもは手で持っていいのはなぜ?

ガウンは汚染区域で繰り返し着用されるものですから、外側は汚染されています。しかし、襟ひもは操作の手順さえ間違えなければ清潔な部分に属します。

 

一般的に、ガウンの襟から15cmまでは清潔な範囲とされています。そのため、襟ひもは手で持つことが許されています。汚染されているガウンの外側に触れないように注意し、襟ひもを汚染させないようにすることが大切です。

 

なお、ガウンの胴ひも、袖口のひもは不潔とみなします。

memo汚染区域

汚染区域とは、感染症によって汚染されている区域を意味します。これには、感染症患者の居住している区域も含みます。なお、病棟の廊下は、隔離の目的・方法によって、清潔区域として扱われたり、汚染区域として扱われる場合もあります。

 

ガウンの着用方法

ガウンの着用手順は次の通りです。

  1. ①ひもを持ってガウン掛けからガウンを外し、ひもを解く。
  2. ②左手でひもを持ち、右手をガウンの袖に通し、右側の襟ひもを背部側に下ろす。
  3. ③左側の襟ひもを右手に持ち替え、左手を袖に通して襟ひもを背部側に下ろす。
  4. ④ガウンの外側に触れないように注意して、両手の示指を同時に襟の内側に入れ、襟に沿って後ろに回し、ひもを結ぶ。
  5. ⑤ガウンの外側に触れないようにして、胴ひもを結ぶ。

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